またもビデオブロガーのジェット☆ダイスケ氏の記事に影響されて、「露光間ズーム」なる撮影法を試してみました。
「露光間ズーム」とは、通常シャッターを切る前に行うズーム操作を、敢えてシャッターが開いてから閉まるまでに素早く行う撮影方法のことで、上の写真のような今にも被写体が飛び出してきそうな効果を演出することができるというもの。この撮影は低速シャッターや、バルブ撮影(シャッターボタンを指で押している間じゅうシャッターを開くモード)に設定可能かつ、露光中のズーム操作が簡単な一眼レフカメラならではの撮影法で、一般的なコンパクトデジカメには撮ることのできないものです。
上の写真は、少し暗い場所で敢えてISO感度を下げ、さらに絞り値をパンフォーカスに近いところまで絞り込むことでシャッタースピードを落とし、0.2秒という露光時間の間に素早くレンズのズーム操作を行って撮影したもので、多少の手ぶれはあるものの、マンガでよくある「集中線」のような軌跡を描くことができました。
ちなみに、「露光間ズーム」撮影を上手く行いたい場合は、三脚による定点撮影が必須ですが、敢えてカメラを手持ちで撮影、しかもズーム操作と同時に流し撮りを組み合わせると、さらに面白い効果を狙うこともできるようです。
「露光間ズーム撮影で飛び出す看板・飛び出す自販機 - gajetdaisuke.com」
http://gajetdaisuke.com/archives/10111_171321.php
「非常口の人を露光間ズームで「逃げてー!」感タップリに撮る - gajetdaisuke.com」
http://gajetdaisuke.com/archives/10111_192056.php
これは面白そうですね。
返信削除僕も今度やってみようかな?
露光間ズームは、どちらかといえば個人の写真よりも商業写真でよく見かけるような気がします。
返信削除ただ、デジタル一眼の場合はいくらでも撮り直しがききますし、なによりズームレンズ一本あれば
誰にでも撮れてしまう写真なので、是非挑戦してみてください。