2012年3月15日木曜日

撮り鉄 初体験?

昨日は、動体撮影の練習もかねて近隣の列車を撮りに行ってきました。

私の居住地に近い鉄道路線といえば、首都圏でも群を抜いて運賃が高いと評判の「北総線」ですが、それを除けば「京浜急行線」「都営浅草線」「京成電鉄」が乗り入れる路線のため、私鉄ファンの間ではさまざまな車両が一気に撮影できる穴場路線なんだそうで、どうせならできるだけカッコ良く撮りたいと、「首都圏私鉄・JR線 撮影地ガイド」さんという、首都圏の鉄道撮影ポイントをほぼすべて網羅したサイトで下調べしたところ、松飛台駅と東松戸駅が有名な撮影ポイントと分かり、早速出掛けることにしました。

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そのほか撮影した画像をすべて見るにはFlickrへどうぞ
http://www.flickr.com/photos/lime2006/sets/72157629222032792/

ところが、撮影していて気が付いたのですが、最近の列車でよく見かけるLED方向幕の文字が(列車の先頭上部や、編成ごとに行先や路線名が表示されている掲示部分のこと)時折欠けてしまう変な写りをすることが分かりました。帰ってから調べてみると、これはLEDの特性上仕方のないことなんだとか・・。

「LED表示幕撮影方法 - 究極の阪急電鉄」
http://uhankyu.com/report/hk9000led.html 
LEDとはLight Emitting Diodeの頭文字を取ったもので、発光ダイオードと呼ばれている。 発光ダイオードは電流を流すと光を放つ半導体のことである(詳しい原理は省略する)。 表示幕にはLEDがマトリックス状に多数配列されており、フルカラーLEDの場合は赤・緑・青の3色のLEDが配列されている。 LED表示幕の動作原理は液晶TVと似ており、阪急車の場合は、表示幕領域を上下2~3分割し、分割された領域内のLEDを上の行から下の行にかけて順次高速走査し点灯させている(詳しい原理は省略する)。 
難しい話はここまでで、簡単に言えばLED表示幕は人間には見えないくらいの速度で高速点滅している、というものである。 したがって、シャッター速度によっては、点滅の「滅」の瞬間を撮ってしまう恐れがあるということである。 

上記参考サイトによれば、LED方向幕が欠けてしまうのを防ぐには、1/250秒以下のシャッタースピードに設定する必要があるそうで、(もちろんLEDの機種によって異なります)それ以上の、あまりに早いシャッタースピードで撮影した場合、LEDの高速点滅の瞬間を捉えてしまうため、文字が欠けたりまったく写らなかったりするようです。

しかし、LEDの点滅を気にしすぎて、逆に遅いシャッタースピードを選んでしまうと、今度は移動中の列車そのものがブレてしまったり、望遠レンズ特有の手ブレが起こりやすくなるだけに、そもそも「高速移動中の被写体はできるだけ早いシャッタースピードで撮る」という写真撮影のセオリーを考えると、鉄道撮影におけるLED方向幕の問題は、これといった解決法は今のところ存在しないようです。

・・むしろ、よほどめずらしい行先表示でもない限り、気にしないほうが良いのでしょうか?

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