2012年9月21日金曜日

EF500mm F4L IS USMができるまで

以前よりYouTubeのカメラ関係のレビュー動画を見るのにハマっている私ですが、特に気になるのはやはりレンズのレビュー。先日もEFレンズのレビュー動画を中心に探し回っていると、「EF500mm F4L IS USM」が出来上がるまでの工程を紹介した興味深い動画を見つけました。

「カメラのレンズはホコリや水分を嫌うので、ほとんどの工程が産業用ロボットなどを使って自動化されているはず」と予想していたいた私ですが、動画を見てみると意外にも「手作業」の部分が多いことに驚かされました。







「EF500mm F4L IS USM」(通称ゴーヨン)は軽く100万円を超えるレンズですが、レンズとしての性能はもちろん、やはりこういった細かな手作業が必要な製品が高額になってしまうのは致し方ないのでしょうか?

2012年9月20日木曜日

結婚式撮影でプロの本気を見た

先日から予告していた、大学の友人の結婚式撮影に行ってきました。

持参した機材は以前の記事を見ていただくとして、結婚式の撮影を依頼されたのはプロの方1名含む合計3名体制。さすがに結婚式の写真ともなると、出来上がった写真は個人情報がもりもり含まれているため、このブログ上で公開できそうな写真は非常に少ないのですが、いざ撮影を始めると「撮っておきたいカット&撮り逃してはならないカット」が他の撮影に比べて格段に多く、加えて体力的にも会場内をくまなく動き回らなければならず、改めてその大変さを思い知らされることになりました。

私自身結婚式の撮影自体は初めての経験であり、最初はプロの方の動きを見よう見まねで撮っていたのですが、どうやらいくつかのコツがあるようで、コツを掴み始めてからは、最良のアングルはプロの方に任せて案外楽しく撮影を進めることができました。当のプロの方はというと、傍目に見て良いアングルだなと思えるところには「すでに先回りしている」ことはもちろん、その動きはカメラマンというよりまるで

「獲物を追う狙撃手」
(なんと、ファインダーを覗く暇のない被写体が現れると「片手撃ち」もしてましたし)・・といった感じでした(笑)

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最近では巷のレビュー記事などを見ても、所持している機材のスペックという意味合いにおいては、プロとアマチュアの境界線はほとんど無くなってきている。と言われていることが多いのですが、その違いで一番大きいのはやはり

「お客さんが要望した写真は何があろうとも撮ってみせる」
からプロなんだろうな。・・とふと考えさせられたような気がします。

2012年9月16日日曜日

EF24-105mm F4L IS USMをレンタルしました

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明後日に迫った友人の結婚式に向け、メインのスナップ用レンズとして「EF24-105mm F4L IS USM」をレンタルしました。

とはいうものの、私はすでにこの焦点距離をカバーするレンズ「EF28-105mm F3.5-4.5 USM」を所有しているのに、なぜ同系統のレンズをわざわざ今回のためだけに借りたのかというと、単にLレンズの魅力にハマってしまったわけでして…。ここ最近、もはや完全にレンズ沼の住人になってしまっています。

それはさておき、明後日現地に持ち込む機材の一覧はというと…。

<カメラ>
・ Canon EOS 7D (メインカメラ: 主に標準ズームレンズを装着して使用)
・ Canon EOS-3 (サブカメラ: 主に望遠ズームレンズを装着して使用)

<レンズ>
・ EF40mm F2.8 STM (予備レンズ)
・ EF50mm F1.4 USM (テーブルフォト/光源不足時用)
・ EF24-105mm F4L IS USM (スナップ撮影用)
・ EF70-200mm F2.8L IS II USM (披露宴ステージ余興用)

<アクセサリ>
・ Canon Speedlite 550EX (EOS 7Dに装着。主にバウンス撮影に使用)
・ ランベンシーフラッシュディフューザー (ストロボ直射用)
・ iPad2 (カメラコネクションキットで、適宜撮影データをバックアップ)
・ その他 (レンズクリーニングクロスなどのアクセサリ)

…どう考えても気合入れすぎな装備です。
カメラバッグがものすごく重いです。会場に着く前にバテてしまわないように気をつけねば。

2012年9月15日土曜日

夏の風物詩

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この季節なら案外どこにでも咲いていそうなイメージのある花ですが、先日やっと近所の公園で咲いているのを見つけたので、天気が良くなるのを見計らって撮りに行ってみました。

それにしても、ヒマワリの形はファインダーの中央に持ってくるといかにもな「日の丸構図」になりやすいし、かといって大抵の花は真っ正面を向いて咲いていることが多いだけに、見上げたり見下ろしたりするようなアングルも取りづらいという・・。案外構図を考えるのが難しい被写体だということに気付きました。

富士フィルム NATURA1600

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来週の祝日は、大学の卒業生である友人の結婚式。

私は列席者&カメラマン(プロ1名とアマチュア2名のうちの一人)として参加することが以前から決まっていたのですが、今回の結婚式に向けて「ウエディング撮影」について色々と調べてみると、どうやらさまざまな画角に対応できるような撮影をする場合、カメラ一台ではなかなか厳しいらしいということが分かり、標準ズームレンズを付けたデジタル一眼レフに加えて、望遠レンズ装着用に銀塩一眼レフをサブカメラとして持ち出すことにしました。

そんなわけで今回調達したフィルムが、上の写真にもある富士フィルムの「NATURA 1600」という超高感度フィルム。このフィルムをGoogle画像検索で調べてみると、ストロボ不要のノンフラッシュ撮影が出来ること以外にも、近頃のデジタルカメラにはあまり見られないようなふわっとした絵を出すと評判のようです。

【NATURA 1600で撮影された結婚式の写真たち】
http://photo.daily-daily.net/?eid=1282375
http://geinin.blog.shinobi.jp/Entry/65/
http://blogs.yahoo.co.jp/gb250c/1515051.html

さて、そろそろカメラの手入れでもしておきますか・・。

2012年9月14日金曜日

新しいレンズを持って成田空港へ(逆光・夜景編)

最近は私用が忙しくなり、なかなかブログを更新することができませんでしたが、今日は改めて先日撮影した成田空港の写真をレンズの話題を中心にレビューしてみたいと思います。

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(完全な逆光での撮影でしたが、むしろこの機体の鮮やかさが引き立つという嬉しい結果になりました。)

今回は新しく購入したレンズ「EF70-200mm F2.8L IS II USM」のテストを兼ねた撮影でしたが、撮影を始めてからあっと言う間に夕方になり、第二ターミナルはいわゆる「逆光」の状態になりました。(この撮影ポイントは午前中順光のため、実際午後になるとカメラマンの数が減ってきます)私も帰ろうかと最後の一枚を求めて撮影をしていたのですが、そこで気付いてしまったのが

このレンズは逆光にも強いどころか、むしろ面白い色合いを出す。

・・ということ。特に銀塩カメラ全盛時代に開発されたレンズなどは、逆光の条件下で撮影すると空が白飛びしてしまったり被写体が黒つぶれしてしまうことが多いのですが、このレンズは逆光だろうが、少し光量が足りなかろうがどんどん良い絵を量産してくれるではありませんか。

そんなわけですっかり夕方になってしまいましたが、ここへ来て是非撮りたかった一枚が撮れました。

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ここだけの話ですが、上の一枚を撮影した直後、液晶モニターで画像を確認したときは
思わず「よしっ!」と声が出てしまいました・・。

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その後も撮り続けること数時間。この日は途中休憩を挟みつつも朝から12時間近く撮影を続けてしまいました。

これからも「EF70-200mm F2.8L IS II USM」が色々なな撮影シーンで活躍してくれることを思うと、写真を撮りに行くのがますます楽しみになりそうです。

2012年9月4日火曜日

新しいレンズを持って成田空港へ(エアバスA380編)

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飛行機撮影の楽しみ方のひとつに新型機や、希少なカラーリングを施された特別塗装機の撮影がありますが、ニュースなどでも比較的有名で就航してまもない「ボーイング787」や「エアバスA380」を撮りたいのはみな同じようで、特にこれらの機体がやってきた時は展望ラウンジにたくさん人が集まってきます。

「エアバスA380」は2005年に初飛行し、2008年にシンガポール航空によって成田空港に就航した総二階建ての機体で、それまで「ジャンボジェット」の名前で親しまれていたボーイング747を凌ぐ世界最大の旅客機。成田空港にて見ることができるのは下の5回のようで、行き当たりばったりで見ることはある程度難しい機体です。

<エアバスA380が見られる時間と航空会社(参考サイト)
・ 09:30発 ルフトハンザ航空
・ 11:55発 エールフランス
・ 13:00発 大韓航空
・ 19:15発 シンガポール航空
・ 20:50発 シンガポール航空

私も「エアバスA380」を間近で見るのは今回が始めてでしたが、特に正面から見るアングルはまるで軍用輸送機のようです。しかし、無骨な見た目とはうってかわって機内設備は旅客機とは思えないほど豪華らしく、一度乗ってみたい機体のひとつです。

(撮影機種はいずれも EOS 7D / EF70-200mm F2.8L IS II USMとなります。
撮影後iPhoto '09によるJPEGデーターの自動色補正と、傾き補正を実施済みです。)

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「総2階建て、世界最大の旅客機が日本就航 エアバスA380は空の旅の新しいスタンダードになるか!?」
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20080516/1011331/

余談になりますが「エアバスA380」のほかにも、国内の航空会社による「特別塗装機」を合間に見ることができ、飽きずに撮影を続けることができました。・・やっぱり、希少感は趣味の醍醐味ですね。

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ANA 中国線就航20周年記念特別塗装機『FLY!パンダ』
http://www.ana.co.jp/pr/07-0709/07-078.html

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JAL 空のエコ宣言 特別塗装機『エコジェット』
http://press.jal.co.jp/ja/release/200804/000906.html

2012年9月3日月曜日

新しいレンズを持って成田空港へ(テーマ写真編)

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先週土曜日は購入したばかりの「EF70-200mm F2.8L IS II USM」のテストを兼ねて、成田空港第一ターミナル展望ラウンジに遊びに行ってきました。

前回の撮影ではレンタルで借りていた「EF300mm F4L IS USM」を使用していたため焦点距離に若干の不安がありましたが、実際に撮影を始めてみると、APS-Cカメラの場合は35mm換算で320mm程度となるため、むしろ機体をきれいにフレーミングするにはちょうど良い距離だということが分かり、思う存分撮影を楽しむことができました。

加えて、今回の写真は私自身少し飛行機撮影に慣れてきたということもあり、少しテーマを持ちつつ撮ってみることに・・。そんなわけで今回紹介する写真は空港ならではの「忙しそうに動き回る機体たち」を撮ることに挑戦です。

(撮影機種はいずれも EOS 7D / EF70-200mm F2.8L IS II USMとなります。
撮影後iPhoto '09によるJPEGデーターの自動色補正と、傾き補正を実施済みです。)

<2機が仲良く並ぶ姿を捉えた写真たち>

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<3機以上をフレームに収めると「空港っぽい」写真になりました>

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・・いかがでしたでしょうか?

前回の撮影では始めてのレンタルで慣れないレンズだったこと、また飛行機撮影自体銀塩カメラ以来10年ぶりということもあり、撮ることが最優先で構図は二の次になってしまっていましたが、今回は二回目ということもあり気持ちに余裕を持って撮ることができたように思います。しかしなによりこのレンズ「EF70-200mm F2.8L IS II USM」の使い心地に良さには改めて驚かされるばかりです。

「狙った獲物は逃がさない」・・そんな言葉がピッタリのレンズです。

次回以降はそのレンズの実力も含めて、写真を紹介したいと思いますのでお楽しみに。

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