2012年3月30日金曜日

ポートレイトプロの広告が気になる

春休みに入ってからというもの、在籍する大学の公式サイトリニューアル作業を手伝うアルバイトをしているのですが、サイトで使用する広報用の学生たちの写真をページに貼り込む作業を手伝っていると、「みんな現実と違いすぎだろ!」と言わんばかりのフォトレタッチが施されているのが目につきます。

かくいう私もブログに掲載する写真を中心に、簡単な色調補正を施すことはあるものの、さすがに顔写真となると話は別で、Photoshopなどを使用した顔のパーツごとの長時間のレタッチ作業が必要になります。試しに学内の広報担当職員の方に聞いてみても「いつも依頼している業者さんも、”画像の補正は特に時間をかけてやっている”といつも話す」らしいので、仕事でもない限り一般人に高度な補正を行うのは、なかなか時間的にも厳しいのが現実のようです・・。

「YouTubeでとても有名な動画。メイクから補正まで徹底的にやるとここまでできる」


そんな折りにふと気になったのが、写真関係のブログやツイートが掲載されているページに頻繁に登場する「ポートレイトプロ」というソフトの広告。広告を目にした当初は、いくら顔写真の補正が簡単にできると謳われているからって、どうせ実際は難しいソフトなんでしょ?と半信半疑だった私ですが、詳しく調べてみると、どうやらお手軽に使えるというのは本当のようで、クリエイティブなソフトを使うのは苦手意識のある私が見ても、「これなら誰でも使えるかも!」と思えるほどです。

「スタパビジョン Anthropics Technology「PortraitPro」」
http://www.youtube.com/watch?v=5Rq4XvL06Ao
「ポートレイト写真編集ソフト「PortraitPro」レポート - Macテクノロジー研究所」
http://www.mactechlab.jp/products-report/17154.html

しかも、値段はたったの4980円だと・・!?

サンプルの補正画像を見た感じ、ちょっと西洋人好みなコッテリ顔にされがちなのが気になるところですが、体験版もあるので是非一度試してみたいソフトです。

2012年3月29日木曜日

部屋の窓から見た朝焼けを撮る

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画像補正によりさらに朝焼けの赤みを加えた画像はこちら
http://www.flickr.com/photos/lime2006/7027415909/

たまたま早起きをしたのを良いことに、先日ブログ記事として取り上げた「夕焼けをできるだけ赤く撮る方法」で学んだ、カメラの設定テクニックを利用して、朝焼けを撮ってみました。ガラス窓越しの撮影かつ半分寝ぼけながら撮っているため、構図やピントが甘かったりするのはご愛嬌ですが、露出補正を-1、ホワイトバランスを「曇天」に設定するだけで、補正を加えることなく、なかなか再現性のある赤い朝焼けが撮れました。

・・さて、そこそこ満足いく写真も撮れたことだし、もうちょっとだけ二度寝するか。

2012年3月27日火曜日

露光間ズームで、”激しく節電中”な自販機を撮ってみた

またもビデオブロガーのジェット☆ダイスケ氏の記事に影響されて、「露光間ズーム」なる撮影法を試してみました。

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「露光間ズーム」とは、通常シャッターを切る前に行うズーム操作を、敢えてシャッターが開いてから閉まるまでに素早く行う撮影方法のことで、上の写真のような今にも被写体が飛び出してきそうな効果を演出することができるというもの。この撮影は低速シャッターや、バルブ撮影(シャッターボタンを指で押している間じゅうシャッターを開くモード)に設定可能かつ、露光中のズーム操作が簡単な一眼レフカメラならではの撮影法で、一般的なコンパクトデジカメには撮ることのできないものです。

上の写真は、少し暗い場所で敢えてISO感度を下げ、さらに絞り値をパンフォーカスに近いところまで絞り込むことでシャッタースピードを落とし、0.2秒という露光時間の間に素早くレンズのズーム操作を行って撮影したもので、多少の手ぶれはあるものの、マンガでよくある「集中線」のような軌跡を描くことができました。

ちなみに、「露光間ズーム」撮影を上手く行いたい場合は、三脚による定点撮影が必須ですが、敢えてカメラを手持ちで撮影、しかもズーム操作と同時に流し撮りを組み合わせると、さらに面白い効果を狙うこともできるようです。

「露光間ズーム撮影で飛び出す看板・飛び出す自販機  - gajetdaisuke.com」
http://gajetdaisuke.com/archives/10111_171321.php
「非常口の人を露光間ズームで「逃げてー!」感タップリに撮る - gajetdaisuke.com」
http://gajetdaisuke.com/archives/10111_192056.php

2012年3月25日日曜日

夕焼けの写真をきれいに撮るには

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追記:無加工のオリジナル画像は下をクリック。朝焼けのようにも見えるけど、こういう写真もありです。
http://www.flickr.com/photos/lime2006/7013727015/

先日の記事で青空の撮影に挑戦したばかりですが、帰宅途中に面白い雲が出ていたので、今日は夕焼けの写真を撮ってみました。今回の写真は雲の形と鉄塔のバランスという構図の面白さは十分ですが、鮮やかな空の色を出すのは青空同様難しく、前回同様ガッツリとレタッチをかけてあげたところ、やっとそれっぽい写真に・・。(というより、現実の写真よりも鮮やか過ぎる空模様になってしまいました。)

ちなみに、今回の写真はお手軽に「絞り優先モード」と「オートホワイトバランス」で撮影し、後からiPhotoできつめの補正をかけただけの付け焼き刃なものでしたが、帰宅後に「夕焼けをより美しく撮る方法」について少し調べてみたところ、「絞り優先モード」で撮影すること以外にも、どうやら以下のようなテクニックをTPOに応じて使い分けるとより「真っ赤でため息の出るような夕焼け」を撮影できるんだとか。

・ カメラのホワイトバランスを「曇天」もしくは「太陽光」モードに設定する
・ レンズの絞りはパンフォーカスにしすぎると、退屈な写真になることもある
・ コントラストを強めるため、露出補正をマイナス側にかける
・ 水平出しを確実に行うために、場合によっては三脚を活用する
・ 広角や横構図にこだわらず、縦構図で奥行きを出すのもよい
・ 夕焼けは晴天よりも、むしろ曇天のほうが雲の動きやコントラストが美しい

「夕焼けの写真を上手に撮影する方法 - のどくろ」
「朝焼け・夕焼けの写真を撮る! - デジカメのツボ.JP

やっぱり、どんな被写体を撮るにせよ写真撮影のテクニックは奥深いものです。

2012年3月24日土曜日

デジカメの位置情報サービスって、案外面倒くさい

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画像引用元(2012.3.24閲覧):http://www.toshiya240.com/2012/03/flickr-pro-flickstackr.html

デジタルカメラで撮影したJPEG画像に自動で付加される「EXIF」データ。

最近のスマートフォンのカメラや「GPS機能付きデジタルカメラ」は撮影情報に加えて、GPSによる位置情報をも記録するため、思わぬところでプライバシーが筒抜けになってしまったりする危険性があり、実際に「住所がバレてしまった」という人も出てきている一見便利なようで危なっかしい代物ですが、数日前に見た2ちゃんねるまとめサイトの記事「Exif怖すぎワロタwww」をふと思い出し、以前から気をつけてはいたものの、念のためにFlickrにアップロードして管理しているiPhoneで撮影された画像を何気なく検索してみたところ

ばっちり撮影場所が記録されている写真を数枚発見・・!

もちろん、大抵のスマートフォンの場合は「位置情報サービス」をこまめにオフにすれば良い話ですが、ネット上はできる限り匿名でありたいと考えている身としては、最近のデジタルカメラのGPS機能搭載ブームは、撮影以外にも変に気にしなくちゃいけない部分が増えて、正直面倒臭いと思う今日この頃・・。

「アリバイ工作などがバレバレになる「EXIF」の確認/隠蔽方法 - 教えて君」
http://www.oshiete-kun.net/archives/2009/01/exif.html
「iPhoneや携帯電話で撮影した写真のジオタグ情報を確認/削除する - 誠 Biz.ID」
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1007/20/news023.html

2012年3月22日木曜日

オサレなカメラバッグが欲しい

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キヤノン純正のカメラバッグ。・・いくらなんでも、このバックを肩から下げて歩くのはちょっと恥ずかしい。

デジタル一眼レフを買った当初は、「無骨なカメラバッグさえあれば機材の運搬は必要十分」なんて思っていた私ですが、写真ブログという媒体のために、積極的に街へ繰り出してスナップ写真を撮影するようになると、そろそろ街歩きに適したカメラバッグが欲しくなってきてしまいました。

というのも、私が持っているカメラバックは、フィルム一眼のEOS 55を購入した際にレンズキットと共に付いてきたキヤノン純正のいかにも「カメラが入ってますよー」と言わんばかりの地味なバッグと、ある程度機材が増えて来た頃に購入した真四角のセミハードケースの二種類。どちらのバッグも「撮影地まで機材を運ぶ」という目的には適していますが、街の中でこれを持っていると確実に浮いてしまう代物だったりします。

十年ほど前までは、ごく普通の人たちが気軽に一眼レフを手にして、ブログやFlickr、各種SNSといった「ネットへのアップロード用途」のためにさえクオリティの高い写真を撮る。というデジタルカメラの使い方は想定されていなかっただけに、ネット通販サイトなどを見ても、まだまだタウンユースにも使えるカメラバッグは少ないようですが、ファッションセンスのない私でも、さすがにこれより良い品を見つけられるだけの自信はあるかも・・?

2012年3月21日水曜日

たまには身近な被写体を観察するのも楽しい

ここ数日「実家の庭で撮った植物写真シリーズ」が続いていますが、普段は気にも留めない庭の植物たちも、その様子をじっくり見てみると、春に向けて毎日成長し、その様子を常に変化させているさまに改めて驚かされます。撮影ポイントと呼ばれる「万人受けする写真を比較的簡単に撮ることのできる場所」に出かけて行くのももちろん良いのですが、格別な美しさこそないものの、たまには毎日見かける植物たちにカメラを向けてじっくり観察するのも、「名所」とはまたひと味違った楽しさがあるものです。

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2012年3月20日火曜日

11年前のデジカメ Canon IXY DIGITAL 200

実家の本棚を漁っていると、私が生まれて初めて買ったデジタルカメラ「IXY DIGITAL 200」を見つけました。

「IXY DIGITAL 200」の発売は2001年5月26日。確か発売してすぐに購入した覚えがあるため、購入してから10年以上が経つデジカメということになりますが、保管していた本棚からは、本体はもちろんバッテリーや充電器、コンパクトフラッシュカードまで見つかったため、試しにバッテリーを充電してみると、なんと普通に使うことができました。

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「IXY DIGITAL 200」の有効画素数は211万画素・光学ズームは2倍なので、現代ではすでに携帯電話のカメラを下回る性能とも言えますが、購入当時の価格は高く、なんと6万円前後。今ではデジタル一眼レフカメラが買えてしまう値段です。よくよく考えてみると、デジタル一眼レフカメラの価格破壊とブームがきっかけで、コンパクトデジタルカメラが驚くほど安くなったようなものですし、この製品が持つ高級感のあるデザインは、まるでコンパクトデジタルカメラが「高級品」だった頃の歴史を物語っているようです。

実際に撮影してみると、液晶モニターは撮った画像を確認するのはほぼ不可能な解像度、加えて画質はというと、現代のデジタル一眼レフには到底かなわないことは明らかですが、これらの不利な点を除けば、かなり明るいレンズを搭載しているので、単純な記録写真としては今でも必要十分です。なにより普通のデジタルカメラだと、10年も経てば「どう見ても時代遅れ」なデザインになってしまいがちですが、「IXY DIGITAL 200」はデザインだけ見ると、まだまだ戦えるように思えてしまうのが凄いところです。

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話は変わって、キヤノンは最近、このIXYシリーズの「デザインの原点を受け継ぐ」の最新機種「IXY 1」「IXY 3」の2機種を発売したようで、なるほどそのデザインは初代「IXY DIGITAL」にそっくりです。最近では、こういうブログを書いていることもあってか、デジタル一眼レフ関連のニュースにばかり目が行ってしまいがちですが、こういうコンパクト機であれば、是非サブ機として購入してみたいと思う今日この頃です。

「はじめてのデジタルカメラ Canon IXY DIGITAL 200 - ぱおぞう見撮書録」
http://paozoukensatsushorogu.at.webry.info/200906/article_15.html
「キヤノン、“原点を受け継ぐ”「IXY 1」「IXY 3」。無線LAN機能搭載モデルも」
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120207_510200.html

2012年3月19日月曜日

記念樹の梅の花が咲きました

自宅の庭に植えられた梅の花が咲きました。

この梅は私の小学校卒業の際に学校から記念に頂いたものですが、毎年卒業式シーズンのこの時期になると花を咲かせ、ダイニングの窓からちょっとしたお花見ができるようになります。花の撮影といえばマクロレンズで撮るダイナミックなアップ構図についつい憧れてしまうものですが、この写真のような見たままの風景を切り取るのもなかなか楽しいものです。

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2012年3月18日日曜日

この際、料理写真が得意ジャンルでも良いのだけど

今日は、久々にテーブルフォトっぽい写真を撮る機会に恵まれました。

下の写真は、某開所式で出された手作りの小料理とお菓子類ですが、新鮮そうなミニトマトの赤があまりにもきれいに並んでいたので、思わずこんな構図で撮ってみたくなりました。ところで、最近はこのブログでもさまざまなジャンルの写真を記事にしているように、できるだけ色々な被写体に挑戦し、自分自身の「得意ジャンル」を発見しようと心がけていて、(・・なかでも、料理のテーブルフォトは結構好きな部類なのですが)まだまだ私にはどういう被写体が一番「向いているのか」は未だに見切れていなかったりします。

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まあ、特定ジャンルの写真を仕事にしているわけではないので「良いと思ったモノを好きなように撮る」というのも、趣味カメラマンの醍醐味なのかもしれませんが。

2012年3月17日土曜日

iPhoto for iPadはフォトログ作者におすすめのアプリ

昨日は「新しいiPad」の国内発売で、随分と各レビューサイトが盛り上がりを見せていたようですが、先日「新しいiPad」と同時に発表されたiOS用の「iPhoto」を入手。手持ちのiPad2にインストールして、デジタル一眼レフカメラからの写真の取り込みと編集を試すことができましたので、簡単にレビューしてみたいと思います。

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前回このブログでも「新しいiPad」の発売に関して、iPadを一眼レフのフォトストレージとして使える可能性について取り上げ、その記事中で「現行のiPad2は写真の取り込みに結構時間がかかる」ということを書いたものの、これは私の大きな勘違いでした。

というのも、当時私が調べたiPadからの写真取り込みに関するレビュー記事はいずれも「初代iPad」のものであり、今回実際に私の所有するiPad2で、JPEG写真27枚の取り込みを試してみたところ、約27秒で取り込みが完了。十分フォトストレージとして実用可能なことが分かりました。さらに驚いたのは、今回ダウンロードしたiPhotoと組み合わせです。これさえあれば、写真の簡単な編集はもちろんのこと、その後のFacebookやFlickrへのアップロードにも対応し、私が現在行っている「撮影→画像整理→編集→Flickrへのバックアップ→ブログ記事作成」という一連の行為がもはやiPad一台で出来てしまうことも判明しました。

今のところ、私の場合すべての撮影が「日帰り」で済んでいるので、出先でブログの記事まで作るというシチュエーションは早々ないことかもしれませんが、何せiPadは軽いので、今後一眼レフを持って一日遊びに行く時は、鞄にiPadとUSBケーブル、カメラコネクションキットが標準装備になりそうな予感です。

「Canon EOS 7DからiPad2へのRAW画像の取り込みが秀逸 - skyseeker.net」
http://www.skyseeker.net/archives/2356
「iPhoto for iPad - アップル」
http://www.apple.com/jp/ipad/from-the-app-store/apps-by-apple/iphoto.html

2012年3月16日金曜日

お散歩撮影の途中、意外な写真家に出会った

今日は近所の公園まで花を撮りに行ってみました。

前もって友人から「この時期あそこは撮るものないよ」と忠告を受けていたものの、かろうじていくつかの花が公園の温室で咲いていたので早速撮影。・・にしても、花の写真は構図が難しい上に、大半は温室の薄暗い中の展示。しかも被写体の花そのものも、春に向けて成長中といった具合でしたので、今回はフォトレタッチの力を大いに借りて、なんとか見せられるものに仕上げてみました。

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ちなみに、今回お邪魔したのは「県立 北総花の丘公園」という県立公園。

なによりも驚いたのは、どうやら同じ目的でやってきたのか、写真を撮っていると後ろから老夫婦が声をかけてきてくれたのですが、なんとおばあちゃんの手には望遠ズームレンズ付きのデジタル一眼レフ、しかも腰には大型三脚という本格的な装備が・・。早速花の咲いている場所を情報交換しますが、どう見てもかなり写真撮影に詳しい方のようです。「写真趣味はいくつになっても続けられるんだなー。」と自分が感心していると、そばで見ていた旦那さんがひとこと。

「冬だからしょうがないけど、せっかく撮りに来たっていうのにあんまり咲いてないんじゃ、”花の丘”公園って名前が廃るよな!」(笑)

・・ごもっともです。

2012年3月15日木曜日

撮り鉄 初体験?

昨日は、動体撮影の練習もかねて近隣の列車を撮りに行ってきました。

私の居住地に近い鉄道路線といえば、首都圏でも群を抜いて運賃が高いと評判の「北総線」ですが、それを除けば「京浜急行線」「都営浅草線」「京成電鉄」が乗り入れる路線のため、私鉄ファンの間ではさまざまな車両が一気に撮影できる穴場路線なんだそうで、どうせならできるだけカッコ良く撮りたいと、「首都圏私鉄・JR線 撮影地ガイド」さんという、首都圏の鉄道撮影ポイントをほぼすべて網羅したサイトで下調べしたところ、松飛台駅と東松戸駅が有名な撮影ポイントと分かり、早速出掛けることにしました。

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そのほか撮影した画像をすべて見るにはFlickrへどうぞ
http://www.flickr.com/photos/lime2006/sets/72157629222032792/

ところが、撮影していて気が付いたのですが、最近の列車でよく見かけるLED方向幕の文字が(列車の先頭上部や、編成ごとに行先や路線名が表示されている掲示部分のこと)時折欠けてしまう変な写りをすることが分かりました。帰ってから調べてみると、これはLEDの特性上仕方のないことなんだとか・・。

「LED表示幕撮影方法 - 究極の阪急電鉄」
http://uhankyu.com/report/hk9000led.html 
LEDとはLight Emitting Diodeの頭文字を取ったもので、発光ダイオードと呼ばれている。 発光ダイオードは電流を流すと光を放つ半導体のことである(詳しい原理は省略する)。 表示幕にはLEDがマトリックス状に多数配列されており、フルカラーLEDの場合は赤・緑・青の3色のLEDが配列されている。 LED表示幕の動作原理は液晶TVと似ており、阪急車の場合は、表示幕領域を上下2~3分割し、分割された領域内のLEDを上の行から下の行にかけて順次高速走査し点灯させている(詳しい原理は省略する)。 
難しい話はここまでで、簡単に言えばLED表示幕は人間には見えないくらいの速度で高速点滅している、というものである。 したがって、シャッター速度によっては、点滅の「滅」の瞬間を撮ってしまう恐れがあるということである。 

上記参考サイトによれば、LED方向幕が欠けてしまうのを防ぐには、1/250秒以下のシャッタースピードに設定する必要があるそうで、(もちろんLEDの機種によって異なります)それ以上の、あまりに早いシャッタースピードで撮影した場合、LEDの高速点滅の瞬間を捉えてしまうため、文字が欠けたりまったく写らなかったりするようです。

しかし、LEDの点滅を気にしすぎて、逆に遅いシャッタースピードを選んでしまうと、今度は移動中の列車そのものがブレてしまったり、望遠レンズ特有の手ブレが起こりやすくなるだけに、そもそも「高速移動中の被写体はできるだけ早いシャッタースピードで撮る」という写真撮影のセオリーを考えると、鉄道撮影におけるLED方向幕の問題は、これといった解決法は今のところ存在しないようです。

・・むしろ、よほどめずらしい行先表示でもない限り、気にしないほうが良いのでしょうか?

2012年3月14日水曜日

レンズキットの次は、単焦点レンズを買おう!

銀塩カメラ時代からぼちぼちと写真撮影をしていた私ですが、今年に入ってやっとデジタル一眼に以降してからというものの、急に活躍の場が増えたレンズ「EF50mm F1.4 USM」の話をしてみたいと思います。

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このレンズは確か10年ほど前にEOS-3を中古で入手するのと同時期に、同じく中古購入したものですが、発売日を調べてみると、なんと1993年から売っている超ロングセラー商品なんだとか。確か、私がこのレンズを買ったきっかけは「レンズキットのおまけレンズの次に買う本格的なレンズなら、迷わず単焦点レンズを」という書き込みをどこかで見たせいだったと記憶していますが、デジタルになった今でも似たようなクチコミをたくさん見かけることを思うと、なかなか良い買い物をしていたようです。

ただ、当時はカメラに対する知識があまりなかったせいか、このレンズも「開放F値が明るい」くらいの認識しかなく、またズームに頼って構図を作ることのほうが多かったので、あまり使われることなく、やがてしばらく写真撮影から離れてしまうと、次第に本棚のオブジュ的なポジションになっていました。

しかし、デジタル一眼レフを入手すると状況は一変。このレンズが持つ独特のボケ味は「撮ったらすぐに確認できる」デジタル一眼の撮影効果を楽しむのには最適で、デジタル一眼の高感度撮影はこのレンズの明るさと合わせると、手持ちで夜景を撮ることも可能にし、また、APS-Cサイズのカメラならば画角も80mm相当になるため、迫力のあるスナップ写真を撮るのも簡単と、良いことだらけです。

「姉妹品のEF50mm F1.8 IIを紹介する動画」

巷では、上の動画にも出ている「EF50mm F1.8 II」が実売1万円を切るのに、あまりにも良い写りをするため大人気のようですが、個人的にはLレンズほどではないものの、ずっしりと重い金属マウントと、フォーカスが静かなUSMを持つ「EF50mm F1.4 USM」のほうがおすすめです。・・もう言い古された感じもしますが、デジタル一眼のレンズキットを使っている人は、是非単焦点レンズを試してみてください。これ一本あるだけで、写真撮影の楽しさが倍増すること間違いなしです。

このブログに掲載されている「EF50mm F1.4 USM」で撮影された写真たちもぜひご覧ください。
http://photos.restspace.jp/search/label/EF50mm%20F1.4%20USM

2012年3月13日火曜日

猫カフェに行ってきた

昨日は、春休みの余暇を利用して猫と戯れることができる「猫カフェ」に行ってきました。

「猫カフェ」とは室内に猫を放し飼いにし、猫とふれあいつつ軽食などもできる喫茶店のことで、日本では2005年頃から全国に広まり始めたサービス。元々、春休みに入ったあかつきには「地域猫(所謂、街の住人が協力して衛生管理や食事の面倒を見ている野良猫)」を撮影しに行く予定でしたが、この時期は気温も低いですし、気まぐれな猫たちのことですから、万が一出会えなかった場合は無駄足になってしまう可能性があるだけに、それならこの際猫がたくさん居る「猫カフェ」に行こう!ということになったわけでして・・。

ちなみに、今回お邪魔したのは柏市の「猫の手」さんで、千葉県には数少ない猫カフェのうちの一つです。・・っと、前置きはこのくらいにして、撮ってた猫さん写真を公開したいと思います。

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そのほか撮影した画像をすべて見るにはFlickrへどうぞ
http://www.flickr.com/photos/lime2006/sets/72157629573051371/

私の実家でも15年近く犬と猫を飼っていて、今生きているのは犬だけになってしまいましたが、この先一人暮らしをして余裕が出てきたら、是非もう一度猫と暮らす生活をしてみたいもの。もちろん、一緒に遊んでくれたり、十分にコミュニケーションも取ることができる犬も大好きですが、気まぐれだけど、見ているだけで癒されるのはやっぱり猫!・・ですよね。

2012年3月12日月曜日

たまには青空でも撮ってみる

朝からあまりにも天気が良かったので、普段はめったに撮らない青空を撮ってみました。

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「オリンパス・ブルー」に近づけようとがっつり補正をかけてみたのですが、ここまでやるとまるで商業写真のようです。フォトレタッチをするべきか否かは、撮影者によっても賛否が分かれそうですが、誰が見てもとりあえず「きれい」と言ってくれるような写真を簡単に作り出せることを思うと、デジタル写真家にとっては今後必須の技術と言えるのかもしれません。今のところレタッチはiPhotoで頑張っていますが、いずれPhotoshopやApertureを使ったフォトレタッチを取り入れたいと思う今日この頃です。

2012年3月11日日曜日

あの日から、早くも一年が経ちました

今日で「東日本大震災」から、早いものでちょうど一年が経ちました。

今日はさまざまな場所において、多くの人がそれぞれの想いをめぐらせたであろう一日であったと思いますが、及ばずながら私も、この震災により亡くなられたすべての方々に対し哀悼の意を表するとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

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2012年3月10日土曜日

卒業式の撮影係。二日目が無事終了しました

今日は、某ホームスクールの子どもたちの小学課程卒業式の撮影に行ってきました。

昨日撮影に臨んだ大学内の厳粛な卒業式とは違い、今日の現場は比較的慣れた場所のため、肩を張らずに撮影していきます。とはいっても、この式も子どもたちの晴れ舞台ですから、それなりに気を使うことは必須です。

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ところで、今回の二日間の撮影はそれぞれに重要な行事ということもあり「露出やホワイトバランスの設定を間違えても、後から補正できるように」とJPEGとRAWの同時記録を試していたのですが、JPEGはFlickrにアップロードしてしまえば、よほど手元に置いておきたい写真でもなければローカルのデーターは不要なので、CFカードから削除することができますが、Flickr非対応の大量のRAW画像はどう管理すれば良いのやら。

「RAWとJPEGの違いを知ろう - AllAbout」
http://allabout.co.jp/gm/gc/3446/
「『RAWファイルをFlickrに直接アップロードしたい』のクチコミ掲示板 -価格com」
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000111391/SortID=12612683/

さすがに、DropboxやSugerSyncに一枚あたり30MB近い大容量のRAW画像を置くのは非現実的だし、かといって今更外付けハードディスクを持ち歩くのも嫌だし・・。デジタル一眼のヘビーユーザーな方々は「RAW画像の管理」一体どうしているのでしょうか?

2012年3月9日金曜日

一眼レフカメラをぶら下げているとありがちなこと

今日はあいにくの雨模様の中、在籍する大学の卒業式で撮影係をしてきました。

本来であれば、先日記事にした「Lレンズ」をレンタルして臨む予定が、身分証明書(写真付き住民基本台帳カード)の発行に予想以上の手間が必要なことが分かり、レンタルは来週以降の飛行機撮影のために延期し、手持ちの機材のみの撮影です。・・とはいうものの、一応大学の「広報担当者」公認の撮影係のため、式典中の会場内をウロウロすることが許されたこともあり、200-300mm級の望遠レンズが無くとも「焦点距離が足りない!」ということには幸い見舞われませんでした。

「個人写真はさすがに無許可で載せられないので、会場のステンドグラスを撮影係の合間にパチリ」
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それにしても、人が多く集まる場所でストロボを付けた一眼レフをぶらさげて撮影係なんぞやっていると、会場内でのちょっとした記念撮影の際「撮ってください!」とコンパクトデジカメを渡されることの多いこと多いこと・・。

多分、撮影を頼む人から見れば「あんなにデカイ機材を持っているんだから、ちゃんとした写真を撮ってくれるに違いない」と変に期待されているのかもしれませんが、正直普段使っている手持ちの機材以外のことはあんまり分からないだけに、自分なんかが頼まれていいのかな・・?と思ってしまうのは気のせいでしょうか。

2012年3月8日木曜日

「新しいiPad」が発表されたようです

iPad 2の次期モデルとなる「新しいiPad」(現時点で名称不明)が3月16日に国内一斉発売となることが決定したそうです。

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画像引用元(2012.3.8閲覧):http://www.apple.com/jp/ipad/
「アップル:“新型”iPad発表、LTEも対応 ソフトバンクから16日発売」
http://mainichi.jp/select/biz/news/20120308mog00m300002000c.html 
米アップルは7日(日本時間8日未明)、タブレット端末「iPad(アイパッド)」の新型を発表した。米国や日本など10カ国では3月16日に発売する。米サンフランシスコで開いた発表会では、昨秋死去したスティーブ・ジョブズ氏に代わって、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が登壇し、新機種の特徴などを説明した。「3」や「HD」などと予想されていた名称については特になく、「iPad」の新型となった。 
日本ではソフトバンクから発売され、価格はWi-Fiモデルの16ギガが4万2800円(Wi-Fi+4Gモデルは5万3800円)、32ギガが5万800円(同6万1800円)、64ギガが5万8800円(同6万9800円)。 
新型のディスプレーは前モデルの「2」と同じ9.7インチだが、さらに高精細に。高速通信のLTE(4G)にも対応しており、通信速度は最大72Mbps(毎秒メガビット)。外部カメラは同社のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)4S」と同等の500万画素で、手ぶれ補正機能も付き、フルHD動画も撮影できる。音声による文字入力も可能で、日本語にも対応する。 
「2」も引き続き販売され、Wi-Fiモデル(16ギガ)が3万4800円、Wi-Fi+3Gモデル(同)が4万5800円となる。 初代のアイパッドは米国で2010年4月に、日本では同5月末に発売され、アイフォーンと同様、指で触って操作する新しいタイプの携帯端末に人気が集まった。2011年にはiPad2が発売され、これまでに全世界で5000万台以上を販売している。

私もiPad 2をすでに「ゴロ寝専用のネット端末」として愛用していますが、今回の「新しいiPad」の登場はなかなか気になるところ。 というのも、高精細な「Retina Display」やクアッドコア「A5X」チップ、同時に配布が決定した、フォトレタッチソフト「iPhoto」アプリの組み合わせは、ネット端末というよりも、iPadをデジタル一眼レフカメラと一緒に持ち出す「フォトストレージ」として、本格的に活用できる可能性を秘めているからです。

もちろん、現行のiPad 2でも「Apple iPad Camera Connection Kit」を使えば、デジタル一眼レフカメラを接続して画像を取り込んだり、画像ビュアーとして活用することはできるのですが、すでにこの方法を試した人によると、現行品では画像の取り込み速度が若干遅いことや、サムネイル画像が縮小されるため、画像の等倍確認ができないことなどが欠点として挙げられています。その点、今回発表された「新しいiPad」と「iPhoto」の組み合わせは、これらの欠点を完全に払拭してくれる期待は大きいと言えます。

なにはともあれ、iPad用の「iPhoto」アプリは現行iPad 2でも使えるようなので、是非とも購入して、デジタル一眼レフカメラの画像管理にどの程度実用できそうか、いずれレビューしてみたいと思います。

「iPad はデジタル一眼ユーザーのフォトストレージ代わりに成り得るか? - Tedious Days More×3」
http://blog.double-h.com/archives/51523572.html
「iPadのカメラコネクションキットはデジタル一眼レフに最適 - 緑ナ日々」
http://rjworks.typepad.jp/green/2010/08/ipad%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AF%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E4%B8%80%E7%9C%BC%E3%83%AC%E3%83%95%E3%81%AB%E6%9C%80%E9%81%A9.html

ところで「新しいiPad」の正式名称、巷では以前から「iPad 3」になりそうだとか、はたまた「iPad HD」なのではないかとさまざまな憶測が飛び交っていたのですが、どうやら「新しいiPad(The New iPad)」というのが現時点では正式名称のようです。しかしこのまま行くと、さらに新しいモデルが発売された時、このiPadは

「新しかったiPad」

・・なんて呼ばれるようになるのでしょうか(笑)

2012年3月3日土曜日

ついに「EOS 5D Mark III」が登場!

発売から3年以上が経過し、幾度となく「今度こそは後継機種が出るぞ」との噂が絶えなかった「EOS 5D Mark II」が、やっとモデルチェンジすることになったようです。EOS 5Dシリーズといえば、プロ用途を想定し「別格のお値段」が付けられているEOS 1D系統と並ぶ、キヤノンの35mmフルサイズCMOSセンサを持つデジタル一眼レフ。私自身もいつかは手に入れたいと願うあこがれの存在ですが、今回発表された「5D Mark III」もその名に恥じない機能強化が計られているようです。

「2230万画素フルサイズセンサー搭載の「EOS 5D Mark III」登場」
http://ascii.jp/elem/000/000/675/675846/
キヤノンから、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark III」が発表された。3月下旬発売予定で、同社オンラインショップでの予想実売価格は35万8000円(ボディーのみ)となる。 
Mark IIIでは35mmフルサイズの約2230万画素CMOSセンサーを搭載。さらに画像処理エンジンは、従来の「DIGIC 4」と比較して約17倍の処理能力を持つ「DIGIC 5+」を採用する。これにより、高精細で広ダイナミックレンジな画質を表現できるほか、常用ISO感度が最高ISO 25600まで拡大している。さらに、動画撮影時には偽色やモアレの発生を大幅に抑えた、より低ノイズで高画質な映像が得られるという。 また、CMOSセンサーの読み出し速度も向上しており、フル画素撮影時でも最高約6コマ/秒の連写が可能だ。AFセンサーには、同社最上位機種の「EOS-1D X」と同じ総測距点数61点の「61点高密度レティクルAF」を採用する。背面液晶モニターは3.2型(約104万ドット)で、側面にはCFカードとSDカードが同時に差せるデュアルカードスロットを装備する。 
本体サイズは幅152.0(幅)×奥行き76.4×高さ116.4mm、本体のみの重量は約860gとなる。なお、EOS 5D Mark IIIはボディー単体以外に、望遠ズームレンズが付属する「EOS 5D Mark III・EF24-105L IS U レンズキット」を用意。予想実売価格は45万8000円だ。

加えて「5D Mark III」は動画撮影機能についても強化が計られていることから、映像分野のニュースサイトからも注目されている様子で、前モデルから一部のCM撮影や映像制作現場より高い評価を受け、実際に撮影機材の一部として実用されるほどの高品位と評判だった動画撮影機能がどれほど進歩したのかも、個人的には気になるところです。



「キヤノン、動画撮影強化した一眼「EOS 5D Mark III」-2,230万画素CMOSとDIGIC 5+。静音撮影も」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120302_516166.html
「キヤノン「EOSシステム」が25周年」
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1203/02/news074.html

ちなみに、キヤノンの一眼レフカメラ「EOS」ブランドも3月2日で二十五周年を迎えるんだそうで、「5D Mark III」の発表はおそらく、このアニバーサリーに合わせたもののようです。・・それにしても、実売価格でも35万円とは・・。一般庶民にとっては間違いなく”高嶺の花”。私の所有している「EOS 7D」はもう少しお手柔らかな価格帯にてモデルチェンジしてもらえるようになるといいな。

望遠レンズをレンタル予約してみた

来週からは、大学も本格的に春休みに入るということで、以前から成田空港へ一日飛行機を撮りに行くことを計画していたのですが、急遽その日のために望遠レンズ「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」をレンタル予約して撮影に臨むことにしました。



というのも、本来は空港に遊びに行く予定しか立てていなかったのですが、春休み中、8日の大学の卒業式を始め、9日にも知人のお子さんの卒業式のスナップを個人的に頼まれてしまい、どうせなら空港には12日辺りに行くことにして、「ほぼ丸三日も撮影に徹するのなら、いっそのこと良いレンズをレンタルしてガンガン撮りまくろう」ということになったわけでして・・。そんなわけで、今回レンタルでお借りする予定のレンズは、キヤノンの一眼レフユーザーなら誰もが憧れる「白レンズ」のうちの一つ、定価はこれでもキヤノンの白レンズの中でもかなりお買い得な部類に入るという、お値段15万8千円の高級品です。

本当なら室内撮影が2日を占めるので、さらに明るいレンズ(例えば、EF70-200mm F2.8 L IS II USMなど)を借りたかったのですが、こちらは一日当たりのレンタル料が高いのと、3日目の成田空港での撮影にはちょっと焦点距離が物足りない感じがするので却下。まあ、室内撮影で暗いと言っても、我が大学の卒業式会場は外光が比較的窓から入りやすいし、去年、他の人のデジタル一眼を借りて卒業式を撮影した際のEXIFデーターを見る限り、それなりにシャッタースピードは稼げそうな感じなので、あとは「レンズ内手ぶれ補正機能」がなんとかしてくれるはずです。

IMG_3161

話は変わって、今日は寮内のフロアメンバーと焼肉パーティをしました。普段なら集合写真にはまず写りたがらない私ですが、久しぶりに写真に入ってみることに。相変わらず自分の写真写りは微妙すぎてまったく好きになれませんが、我がカメラ「EOS 7D」のセルフタイマー撮影のやり方も分かったことだし、こういう写真の楽しみかたもなかなか良いものです。来週の撮影にむけてたっぷりスタミナを付けることができたかな・・?

2012年3月1日木曜日

自分の生態は”カメラ女子”そのものだった

デジタル一眼レフが気軽に扱えるようになったせいか、2009年頃から「カメラ女子」なんて言葉が流行っていますが、ネット上でそのような属性の人たちが運営するブログなどを見てみると、主な被写体は「人物」「料理」「風景」だったり、それらの写真をSNSやTwitterを使ってみんなに見てもらうことを好むようです。って、それってまるで自分の写真の撮り方&楽しみ方そのものじゃないか!と今更気が付いたわけでして・・。少し古い記事ですが、カメラ女子に関するこんな論説を見つけました。

「カメラ女子増殖中 一眼レフで気軽にパチリ 」
http://seelay.blog137.fc2.com/blog-entry-161.html (元記事の引用先) 
関東一円から女性客が集まる東京・自由が丘の「ポパイカメラ」。フロアの半分近くを食器やボタン、アルバムなどの雑貨が占める ストラップで斜め掛けしたデジタル一眼レフカメラで、街角の“空気感”とスイーツや雑貨をパチリ-。一眼レフの価格が10万円を切り、さらに小型軽量化も進み、手軽に持ち歩く女性が増えている。ブログへのアップはもちろん、お気に入りの写真を紙や布にプリントして雑貨作りに熱を上げる彼女たち。撮影技術を高めたい女性も多く、女性を対象とした写真講座や本も人気だ。(寺田理恵)

かくいう私も、ラーメンに行けばパチリ、おいしいお菓子を食べればパチリ、時にはそれをツイートすることも欠かせません。・・どう見てもカメラ女子と同じ生態です。本当にありがとうございました。

「決して豪華な食材でもないし特別綺麗でもないけれど、食べ物の写真は基本的に好き」
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ちなみに、「カメラ女子」に好まれるカメラはどのようなものか。と言うと、どちらかといえば小型軽量なものが多く、相変わらず”ゴツくて重い”中級機種以上のものはあまり好まれない傾向があるようです。私自身個人的に、女子全般とのコミュニケーションはあまり得意なほうではありませんが「航空ショーや鉄道撮影もなんのその、バズーカ砲のような超望遠レンズを付けた一眼レフを操る、「機材オタク系カメラ女子」が相手なら、少しだけ趣味の話で盛り上がれそうな気がする今日この頃です。

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