デジタル一眼レフを購入してからというもの、暇さえあれば色々な場所に撮影と称して持ち出している私ですが、ここ一年の間にEOS 7D+EF 70-200mm F2.8L IS II USMや、バッテリーグリップ付きのEOS 50Dなど、重量級の機材が増えてきたこともあり、それまで使っていたショルダー型のカメラバックに収まりが悪くなることが多くなりました。
これまで使っていたカメラバックの参考写真(自分のものはこれよりも小さいモデルです。)
なによりショルダー型のカメラバックでこれらの機材を電車移動で持ち出そうとすると、当たり前ですがカメラバックそのものも相当な重量になってしまうため、最近では撮影翌日は必ずといっていいほど
「肩こり」に悩まされるようになってしまったわけで…。
というわけで、この状況を改善するため機材の重量がほどよく分散されるバックパック型のカメラバックが新たに欲しくなってしまったわけですが、そんな折りに私と使用機材がよく似ている写真ブログ「アキバフォトグラフィ」の作者さんが昨年購入されたカメラバック「ThinkTankPhoto StreetWalker HardDrive」がなかなか良さそうだ。ということで、私も思い切って購入してみることにしました。
とは言ってみたものの、私の場合はというと「手持ちの機材をすべて持ち出す必要のある状況」や「カメラ二台体制」が不可欠な撮影に出かけることは、実のところそれほど頻繁ではなかったりします。
そんなわけで、当初の購入候補としてはHardDriveよりも一回り小さく、見た目も小ぶりなストリートウォーカーシリーズの「プロ」も検討していたのですが、最終的には70-200Lを装着したカメラを中央に収納できる見た目と、中仕切りを工夫すれば、余ったスペースに着替えなどを詰めて小旅行にも対応できる収納力をということで、今回はHardDriveを選んでみました。要するに「大は小を兼ねる」という屁理屈というわけです。
バック前面。分厚いパットが各所にこれでもかと使われており背負い心地はとても良好です
同梱物。三脚固定用のベルトとレインカバーが付属します。機材の収納例を示した梱包材がカッコいいです
機材の収納例。バッグの撮影に使用している機材が入っていない分、まだまだ余裕があります
バックの深さは、なんとキヤノンのストロボ、スピードライト550EXが縦に入ってしまうほどです
写真の青い部分を引っ張ると、バッグの中央に三脚を固定するためのポケットが姿を現します
総評すると、確かにバックとしてはかなり大きめで、ラッシュ時にこれを持って公共交通機関に乗るのはちょっと気が引けてしまうものの、普段はほぼ使っていないキットレンズに至るまで、私の持っているすべての機材を収納できてしまう能力にはさすがに驚きました。もちろんその荷物が「案外背負えてしまう」ことは言うまでもありません。
今までは「さあこれから帰ろう」と思うとバッグが行きよりも重くなったようにすら感じたものの、このバックのおかげで、これからは翌日の疲れを最小限にしつつ撮影を楽しむことができるようになりそうです。
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