2013年1月31日木曜日

対岸まで40m 京都・鴨川で盗撮の元高校講師が逮捕

ひと昔前まで、「超望遠レンズ」といえば一眼レフカメラ用の交換レンズを連想したものですが、最近では高級コンパクトデジカメでも光学30倍ズームレンズ(35mm換算で、24mmから720mm相当)を搭載した機種が出ていたりします。こうしたズームレンズの高性能化は、普段飛行機撮影などをする私にとっても気になる存在ですが、そうなるとやはりカメラの高性能化を悪用する人たちも当然のごとく増えてきます。

「性的好奇心からやった」京都・鴨川で女子高生盗撮 元高校講師を逮捕 http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130129/waf13012919000023-n1.htm 
 京都市の鴨川河川敷に座っていた女子高生の下着などを盗撮したとして、京都府警生活安全対策課と上京署は29日、同府迷惑行為防止条例違反の疑いで、同市左京区下鴨泉川町、市立高校の元非常勤講師(58)を逮捕した。同署によると「性的好奇心からやった」などと容疑を認めている。同署は、容疑者の自宅から、盗撮したとみられる女性の画像約1万5千枚を押収した。 
 逮捕容疑は平成24年8月30日夕、鴨川の対岸の河川敷に座っていたいずれも高校3年の女子生徒(18)2人の下着をデジタルカメラで盗撮。同年11月25日午後にも、対岸のベンチに座っていた高校2年の女子生徒(17)の下着を盗撮したとしている。 
 同署によると、容疑者は犯行当時、同市立高校に非常勤講師として勤務していたが、任意で事情を聴かれていた今月初旬に自主退職している。 
 「鴨川の河川敷で不審な動きをしている男がいる」との110番を受け、同署が任意で事情を聴いていた。

・・こういう輩が居るから、ますます人前で望遠レンズが使い辛くなるんだよ!

ところで、この事件を取り上げたまとめサイトを見てみると、案の定シグマの怪物レンズ「APO 200-500mm F2.8/400-1000mm F5.6 EX DG」(下記参照)がネタで貼られていて笑ってしまいましたが、コメント欄には飛行機撮影で有名なスポット「城南島海浜公園で飛行機写真を撮っていたら職質されて、警察官に画像を全部チェックされる羽目になった」というような、他人事とは思えない書き込みもされていたり…。

逆に言うと近年はこの手の不届き者のせいで、例えば男性が道を尋ねただけで通報されるような女性の「勘違いも格段に増える」世知辛い世の中とも言えるわけで…。上のような書き込みを見ると「きっと写真撮影に関するトラブルも多いんだろうな」と容易に想像できるのが悲しいところです。今後は、アマチュアであっても公共の場所でカメラを扱う時は、赤の他人に不用意にレンズを向けない配慮とか、万が一女性に難癖をつけられ警察に職質されることになった…なんて事態に備えて、住所や名前の分かる身分証を肌身離さず携帯する。くらいの自己防衛が必要な時代なのかもしれません。

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話は変わって、下の画像はネットでもよく話題になる「ちょっと大きすぎる」望遠レンズたちです。さすがにこれを外で振り回していたら職質されても文句は言えなさそう(笑)





APO 200-500mm F2.8 / 400-1000mm F5.6 EX DG (power-assist zooming)

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