年末の成田空港での撮影第二弾です。
この日は午前中から撮影を始めて、ほぼ夜になるまで撮っていたのですが、なんかいつもと飛行機の様子が違うような…と気になり、撮影した画像をカメラの液晶画面を確認してみると、今日はやってくる機体の多くが、いつもにも増して「飛行機の機体がやけに汚れている」ことに気が付きました。
この日に限って、ススのような汚れが気になる機体が多かったです
詳しいことはよく分からないものの、きっと中国の黄砂あたりが影響しているのかもしれません。そこでさらに疑問がひとつ。そういえば飛行機に乗るときに機内清掃をしている様子は見たことがあるけど、一日中空港に張り付いて写真を撮っていても、ガソリンスタンドに車で入ると店員さんがやってくれる窓ふきのような「機体の外側を掃除」している様子は一度も見たことがありません。鉄道の場合は車と同じような洗車機が車両基地にあり、出発前に洗っている(細かいところは人力に頼っています)そうですが
果たして、飛行機はどうやって洗っているんでしょうか?
早速調べてみると、なんと人の力による手洗いなんだとか…。
こちらのブログによれば、国内線は60日に1回、国際線は90日に1回洗浄することが決められていて、大型機の場合かかる時間は2時間以上、一度に使われる水は20トンにもなるそうです。ちなみに成田空港の整備地区には世界で唯一ジャンボジェット機を丸洗いできる洗車機があるそうですが、鉄道のように出発前に寄り道をして洗うような手軽なものではないため、基本は人の手に頼っているそうです。
飛行機の洗車機は2分20秒ごろから見られます
このハイテク時代にもなかなか自動化できないことって、意外とたくさんあるんですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿