二つの有名写真コンクールで入選したという中学生の写真が、なにやら話題になっているようです。
画像引用元(2012.5.8閲覧):http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205060047.html
中学生が二つの写真コン入賞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205060047.html
広島市佐伯区の五日市中2年金本凜太朗君(13)が、二つの全国写真コンクールで上位入賞した。本格的に写真撮影を始めて1年。いずれも初出品で賞を射止めた。身近な自然を活写し、将来はプロになる夢を描く。
金本君は、手に持ったビー玉を通して眺めた青空の写真を「『写真の日』記念 公募による写真展」(日本写真協会などの実行委員会主催)に出品。3月に選考があった。2部門計約2300点の応募のうち、自由作品部門で最優秀賞など6点に次ぐヤングフォトグラファー賞(3点、30歳未満)に選ばれた。表彰式は東京都内で6月23日にある。小学3年生のころから草花や鳥など自然が好きになったという金本君。昨年4月にお年玉で一眼レフカメラを買い、休日に自宅近くの八幡川や山林に出向く。多い日で約200枚撮影するという。
JPS展(日本写真家協会主催)の20歳以下部門には、川で水しぶきを上げて遊ぶ男の子を写した作品を応募。3月、269点の中から最優秀賞(1点)に次ぐ優秀賞(9点)に選ばれたとの通知を受けた。都内である19日の表彰式に臨む。
このニュースが取り上げられた某巨大掲示板サイトでは、こうした構図がありがちなものであるせいか、一部の人からはあまりよく思われていないようですが、確かに被写体としては特にめずらしいものではないので、人によって評価が分かれるのは仕方の無いことですし、むしろ、写真や音楽といった芸術分野は、上手くなろうとすると「真似するのが近道」とよく言われる世界なだけに、なんとなく似ているというだけで酷評するのはいかがなものかと・・。
ちなみに、この写真はおそらく片手にビー玉を持って手持ち撮影されたものか、三脚を使ってカメラを固定した後に、レンズの前に手を置いて撮られたものと推測できますが、後に詳しく調べてみると、写真の中心に球体が浮かんでいるこの手の写真は二年ほど前に流行した「宙玉(そらたま)」というものらしく、詳細な作り方を紹介しているサイトがいくつもあるようです。
「宙玉レンズを作ってみよう - デジカメWatch」
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20100902_389833.html
「宙玉レンズの専門サイト/Soratama」
http://www.soratama.org/
意外と簡単にできる技法のようだし、私も機会があったら是非試してみようと思います。
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