2012年7月30日月曜日

カメラ機材を使ったピタゴラスイッチにはまった

最近、写真撮影に関する動画にハマっている私ですが、1年ほど前にブログなどで話題になった「カメラ機材を使ったピタゴラスイッチ」の動画を今頃見つけてしまい、夜中に思わずテンションが上がってしまいました。

カメラ機材を大量に使ったピタゴラスイッチが凄い! 総尺4分の大作
http://getnews.jp/archives/130236
カメラに使われるコンパクトフラッシュや三脚、レフ板などカメラ好きしか使うことがないだろう道具を大量に使った“ピタゴラスイッチ”的装置が公開されて話題になっている。その動画は『YouTube』に公開されており、その時間4分以上。カメラってだけあって途中でモデルの金髪のお姉さんが立っており、途中で撮影しそれをプリントアウトするという仕掛けもある。中には液晶モニターや『iPad』を使用した面白い仕掛けが所々に配置されており、カメラ好きでなくても楽しめるようになっている。
後半になると暗室まで出てくるという凝りよう。ちなみにこの“ピタゴラスイッチ”的装置で多く使われている小型の三脚は『くねくね どこでも 三脚』という商品だ。持ち運びも可能でかなり便利な商品。
過去にはホンダが車のパーツで、“ピタゴラスイッチ”的装置を作った動画が話題になった。この動画は『アコード』のCMのために作られた物で当時話題になった。
見ているだけで楽しい“ピタゴラスイッチ”的装置だが、作る方は壮絶な努力をしているんだろうと感心してしまう。



この動画の16秒あたりで吹き飛ばされているレンズはおそらく本物ではなく、以前このブログでも紹介した「レンズ型マグカップ」なのでしょうが、それにしてもこれだけの撮影小物を集めてくるだけでも相当大変なはず。加えて、こういったクリエイティビティ溢れる動画は大抵海外が発信元になっていたりするのは、やはり日本人にはないユーモアセンスのあるお国柄と、思い切ったことができる国土の広さ故なのでしょうか・・?

2012年7月28日土曜日

「ランベンシーフラッシュディフューザー」を買ってみた

最近、必要に迫られてストロボ撮影のノウハウを勉強している今日この頃ですが・・。

そんな折りに、私がFacebook上で公開している学内のスナップ写真を気に入ってくれていた卒業生の友人が9月に結婚式を挙げることになり、さらに効果的なストロボ撮影ができたら・・。ということで色々と調べていたところ、クリップオンストロボは、バウンス撮影や調光補正を駆使する以外にも、ストロボの光を拡散させて被写体のギラツキを抑える「ディフューザー」というアクセサリを装着すると良いということが分かりました。

というわけで、数多く売られているディフューザーの中でも、もっとも効果が高いと評判のエツミ「ランベンシーフラッシュディフューザー」を購入してみました。

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このタイプのディフューザーは、その特徴的な形からよく「カップ麺ディフューザー」と呼ばれるそうですが、確かにこれを付けると周囲から目立つこと請け合いです。むしろこれを使って記念撮影をしようものなら、思わぬ笑いが取れて被写体を笑顔にする効果もありそうです、

お椀の大きさも「緑のたぬき」ミニサイズと同じくらいだし…。

ちなみに今回購入したのは「ランベンシーフラッシュディフューザー P-2N」という製品で、本来キヤノンのスピードライト580EXもしくはEX IIのみに対応と書かれていましたが、いくつかのサイトで他社製や型番違いのストロボにも取り付け可能という噂が流れており、実際私の持っているスピードライト550EXにも取り付けることができました。(ただし、かなりキツめなのでストロボをカメラに載せたまま取り付けるのは困難です。)

最後に、肝心の効果のほどをご覧頂きましょう。今回キヤノン純正のケーブルレリーズ「RS-80N3」も一緒に購入したので、そのパッケージを被写体にしてみます。(なおいずれの被写体も、ストロボを被写体に向けて至近距離から「直当て」したもので、調光補正やレタッチなどは一切行っていません。)

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ストロボを被写体に向けて照射。ディフューザーなし

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ストロボを被写体に向けて照射。「ランベンシーフラッシュディフューザー」使用

ディフューザーによりストロボ光が拡散してしまうため、少し明るさが不足し、プラス調光補正が必要な傾向はあるようですが、光の均一感は歴然です。これはなかなか良いです。唯一気になる点を挙げるなら、この製品は「中国製」。高温で変形したり、経年劣化で変色しないかがちょっと心配ですね・・。

2012年7月27日金曜日

ロンドン五輪で選ばれるのはどのカメラ?

今日から開幕する「ロンドンオリンピック」。
普段スポーツイベントにまったく興味のない私ですが、今年は気になることがひとつ。

キヤノンとニコン、五輪で「白黒」頂上決戦
http://www.asahi.com/business/intro/TKY201207200612.html
来週開幕するロンドン五輪は、世界の一眼レフカメラ市場を二分するキヤノンとニコンの「頂上決戦」の舞台でもある。一流カメラマンにどれだけ選ばれるかは販売にも大きく響く。かつてはキヤノン優位が続いたが、前回の北京五輪ではニコンが肉薄。ロンドンで軍配があがるのは――。

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「前回の北京オリンピックカメラマン席の様子では、ほぼ互角の戦いだった模様」
画像引用元(2012.7.26閲覧):http://farm9.staticflickr.com/8028/7655339976_4ab864ce62_o.jpg

一般にはあまり知られていないことですが、オリンピックの舞台におけるキヤノンとニコンの国内二大カメラメーカー製品が「プロカメラマンにどれだけ選ばれるか」かは、今後のメーカーの販売を左右する一大事なんだそうで、この時期にプロ用デジタル一眼レフカメラの新製品発売が集中するのもそんな理由からだったりします。

巷ではよく「堅牢さならニコン」「スポーツをはじめとする動体撮影ならキヤノン」と評価されることの多い二大カメラメーカーの製品ですが、実際にネット上に載っているプロカメラマンの機材や評価を見ると「状況に合わせてそれぞれの長所を生かして両方使う」という意見が多かったりします。

もちろんアマチュアカメラマンの場合は、両方のメーカーのカメラやレンズを一通り揃えるなんてことができるのはごく一握りの層ですし、一製品あたりの単価は低くとも、購買数はプロよりも圧倒的多数を占めるわけですから、”オリンピックでも認められた信頼性”を売りにコマーシャルを展開することは重要なのでしょう。


ちなみに私はというと、フィルムの一眼レフから始まってコンパクトデジカメ、デジタル一眼レフに至るまで根っからの「キヤノン党」。普段からカメラメーカーの派閥をそれほど意識することはありませんが、やはり「自分の愛用しているメーカーには頑張って欲しい」という気持ちはあるだけに、今後の動向が気になります。

2012年7月26日木曜日

「プリクラ」の中にはデジタル一眼レフが入っている

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1995年の登場以来若い女性に人気の「プリクラ」。私はこの機械から出てくる現実離れした写真と、原色だらけの目が眩みそうになるお絵描きが昔から苦手で、普段どんなに写真写りの良い人でも、その人がプリクラに収まっている姿を見ると正直「気持ち悪っ!」と激しい拒絶反応を示してしまうのですが、先週何気なく目にした写真関連サイトにちょっと気になる記事を見つけました。それは一体なにかと言うと・・。

最近のプリクラのカメラは、デジタル一眼レフを使っている。
という話。調べてみると、カメラだけではなく本体の制御も普通のパソコンで行うそうです。

「プリント倶楽部」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%88%E5%80%B6%E6%A5%BD%E9%83%A8
プリント倶楽部と名前が付くシリーズには、プリント倶楽部、プリント倶楽部2、スーパープリクラ21の3種がある。初代プリクラはシステムC2、2代目はST-V(以上セガ)と、アーケードゲーム用のシステム基板が使用されていたが、スーパープリクラ21以降、他社製のプリントシール機は、PC/AT互換機が筐体に内蔵され、OSはWindowsなどで動作している事が多い。撮影デバイスには、監視カメラ等に使用されるCCDカメラが多く使われていたが、2010年以降に登場したものには、ほぼ全ての機種で市販のデジタル一眼レフカメラが使用されている。またSNKの『ネオプリント』では、カスタマイズされたMVS基板が使用されている。

さらに、いくつかのブログでは実際にプリクラのレンズに注目した記事が公開されており、使用されているレンズはデジタル一眼レフの入門機とセットで売られている「キットレンズ」が多いのだとか。

<プリクラでの一眼レフのレンズ目撃報告をしているブログたち>
「こんなところにEF-S」EOS と kotodaddy
http://kotodaddy.exblog.jp/17757381/
「プリクラ!」- Happy* photo box -
http://penphoto.exblog.jp/13200424/
「スクープしてみるww」Leica a la carte
http://m3leica.blog66.fc2.com/blog-entry-825.html

要するに、最近のプリクラの正体は「デジタル一眼レフで撮影された画像をパソコンに取り込み、タッチペンでお絵描きをしてプリンタで出力」するという、家庭でもできる作業を簡略化したものというわけ。ということは、最近のプリクラにありがちな

「目を宇宙人並みに巨大化する機能」
参考:「最近のプリクラ最近のプリクラ目でかくしすぎワロタwwwwwwwwwww」
http://blog.livedoor.jp/chihhylove/archives/7106937.html

に特化した画像処理ソフトなんかも、内蔵PCにインストールされているんでしょうか(苦笑)

2012年7月24日火曜日

キヤノン初のミラーレス一眼「EOS M」がお披露目

主要カメラメーカーの中で唯一ミラーレス一眼の製品を扱っていなかったキヤノンが、ついに「EOS M」を7月23日に発表し、9月から販売を開始するそうです。

K0000401899
画像引用元(2012.7.20閲覧):http://kakaku.com/item/K0000401899/
【速報】 キヤノン ミラーレスEOS 「EOS M」を発表
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1207/23/news059.html
キヤノンは7月23日、新開発の「EF-M」マウントを採用したミラーレスデジタルカメラ「EOS M」を9月中旬より販売開始すると発表した。ボディのみ、パンケーキレンズ「EF-M22mm F2 STM」とのレンズキット、標準ズームレンズ「EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM」とのレンズキット、上記2本にEFマウントアダプター「EF-EOS M」、ストロボ「スピードライト90EX」をセットしたダブルレンズキットが用意される。
・詳細記事:「軽快さ」をプラスした“小さなEOS”――ミラーレスEOS「EOS M」登場
EOS MはEOS Kiss X6iと同サイズのAPS-Cサイズセンサーを搭載するほか、EOSシリーズ用アクセサリーをアクセサリーシューに装着でき、また、マウントアダプターを介してEFレンズを利用可能と、“EOSシステム”との互換性を保ちながらミラーレス構造を採用することで、ボディの大幅な小型軽量化を実現している。



記事によれば「EOS M」は既に発売されている「EOS Kiss」シリーズと同等のエントリーモデルという扱いのようですが、このカメラの一番の特徴はなんといっても、一眼レフ用のレンズ群「EFレンズ」やスピードライトなどのアクセサリーがほぼそのまま使用できる点にあります。もちろん、一眼レフ用のアクセサリー流用はその他のメーカーが発売しているミラーレス一眼でも出来ることですが、この新製品発表を見る限り、転用できるアクセサリー数の多さは間違いなくトップクラスではないでしょうか。

事実、キヤノンはこの「EOS M」を初めてのカメラとしてだけでなく、デジタル一眼をすでに持っているユーザーのサブカメラとして売り込むという戦略を持っているようですし、今後使えるようになるアクセサリーはますます増えそうな予感です。

「EOS M」の製品発表会では、すべてのEFレンズが使用できることをアピールする目的で、さまざまなレンズを装着した「EOS M」の姿が展示されたようで、その中には一眼レフカメラに付けている人ですら滅多に見かけない「EF800mm F5.6L IS」を装着したシュールな姿もあったそうです。

以前このブログでも「iPhoneに一眼レフのレンズを付けられるようにするアダプター」を取り上げた際、そのギャップをネタにしたことがありましたが、まさか「純正品」のカメラで、そんな面白い姿を見かけることができるようになるとは・・(笑)発売が今から楽しみです。

2012年7月23日月曜日

最近の「サービスエリア」は色々とすごかった

地元への帰り道、新東名高速道路にオープンしたばかりの「浜松サービスエリア」に寄りました。

静岡県浜松市といえば、1887年にヤマハの創業者が始めてオルガンの製造に成功してからというもの「楽器製造の街」として有名ですが、4月に開業したこの「浜松サービスエリア」もそれにちなんで、さまざまな楽器をイメージした設計がなされています。手始めに建物の外観やインテリアに注目してみると・・。

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ピアノの鍵盤をイメージした建物だが、黒鍵の配置は意外と適当。絶対弾けません…(笑)

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床面にもさまざまな楽器の特徴をイメージした絵が描かれています。

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プロの演奏を再現した自動演奏ピアノの展示もあります。

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名古屋地鶏と南高梅を使用した「親子丼」は絶品でした。

さらに「浜松サービスエリア」には、大型スクリーンと連動した自動演奏ピアノのステージがあり、現役のピアニストの演奏をそのまま再現、展示しています。ステージには座席も設置されており、ゆっくりとくつろぎながら演奏を聴くこともできます。また、フードコートには名古屋地鶏を使用した親子丼や「浜松ぎょうざ」の店などがあり、私は夕食として親子丼をチョイスしたのですが、本格的なレストランでの食事を彷彿とさせる味に驚きました。

近年、高速道路のサービスエリアは「ご当地食材」を使った料理を提供したり、さまざまな催し物が企画されたりと、高速を利用しなくても遊びに行ける観光スポットを売りにする施設が増えているそうですが、私も始めてその一端を見ることができたような気がします。

2012年7月21日土曜日

「ご神体にロッククライミング」は駄目だけど…。

先日16日、白浜からの帰り道に「少し観光をしていこう」ということになり、同じく和歌山県内の「熊野那智大社」に寄り道をしたのですが、どうやら私たちがここを訪れる前日、近隣の「那智の滝」でちょっとした騒ぎが起こっていたようです。まさしくタイムリーな話題ということで少し取り上げてみたいと思います。

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那智の滝でロッククライミング 宮司激怒
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20120716-984191.html
和歌山県那智勝浦町の世界遺産「那智の滝」でロッククライミングをしたとして、県警新宮署は15日、軽犯罪法違反(禁止区域への立ち入り)の疑いで、世界的なアルパインクライマー佐藤裕介容疑者(32)ら3人を現行犯逮捕した。県警はその後3人を釈放。今後は任意で事情聴取を続け、容疑が固まれば書類送検する方針。同署によると「立ち入り禁止は分かっていたが、日本一の滝に登りたかった」と容疑を認めている。
同じく世界遺産の熊野那智大社の職員が発見し、交番に通報した。同大社は、那智の滝をご神体として敷地への立ち入りを禁止しており、朝日芳英宮司(78)は「2700年の歴史上、こんなことは初めて。ご神体として祭られているところに入るなんて、絶対に許せない」と話した。
3人は登山仲間。15日午前8時半ごろ、滝つぼ近くにある「立ち入り禁止」の札がかかった柵を乗り越え、岩の隙間に入れる“カム”と呼ばれる道具を使いながら、滝の約3分の2の高さ約100メートルまで登った。岩などに傷はついていないという。
佐藤容疑者は岸壁や氷壁を登り切ることを目標とするアルパインクライミングの分野で日本を代表するクライマー。09年には、世界の最も優れたクライミングに贈られる「ピオレ・ドール(金のピッケル)」賞を日本人で初受賞した。


さすがに、「ご神体」にロッククライミングするのは誰でも駄目なことだと分かりますが、カメラを趣味にする者としては「神社仏閣での撮影が御法度になる場合はどんなシチュエーションか」ということはいつも気になるところです。私の場合はというと、出来る限り事前に公式サイトなどで確認することにしていますが、こういう場所に限って、景観重視で撮影禁止の看板が見にくかったりすることも多いわけで・・。

ほかにも、事前に撮影禁止かどうか判断する方法として、Google画像検索などを使って、その場所を検索してみるという方法や(似たような構図の記念写真などが検索結果にたくさん出るようなら、まず撮影禁止ではないだろうと予測できる)直接電話で問い合わせる方法などがありますが、さすがにそこまでしていられないというのが実情です。

やっぱりここは、「現場の空気を読め」というのが一番の判断材料になってしまうのでしょうか?


っと・・もちろん、本来記事にしたいのはこのニュースではなくて、今回撮影してきた「熊野那智大社」の写真ですので、そろそろ本題に行くとしましょう。

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2012年7月20日金曜日

白浜に行ってきました

和歌山県の白浜に行ってきました。

とはいうものの、単なる観光ではなくちょっとしたお仕事の合間での撮影でした。
この次は是非、のんびり観光で来てみたいものです。

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2012年7月19日木曜日

EF40mm F2.8 STM ファーストインプレッション

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二週間ほど前の出来事になりますが、先日注文したパンケーキレンズ「EF40mm F2.8 STM」を入手しました。巷では品薄になっているそうですが、Amazonからの注文で、2日程度で届きました。

早速一緒に購入したプロテクターフィルターとともに開封してみると・・。パンケーキというだけあってかなり小ぶりなレンズであることが一目瞭然。2枚目の写真は、以前から愛用している単焦点レンズ「EF50mm F1.4 USM」との比較写真ですが、それよりもはるかに小さいことが分かります。あまりにも小さいので「カメラに装着した際、しっかり左手でホールドできるのか?」という心配もありましたが、平均的日本人としては手の大きな部類に入るであろう私でも、左手親指と人差し指を使ってある程度握り込むことができました。

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数日間使用してみた印象としては、グリップする指先とレンズの前玉がかなり近いこともあって、前玉に指が触れやすくプロテクターフィルターは必須の装備と言えそうです。この点を除けば、実売2万円を切るレンズとしては絞り開放から安心して使える写りをしてくれます。加えて、APS-Cサイズのデジタルカメラに装着した場合は56mm前後の標準レンズ的な画角となるため、筐体のコンパクトさを生かしたスナップ用レンズとして重宝しそうです。

作例として、高感度ISO+絞り開放の一枚と、低感度ISO+絞り込みの2枚を載せてみました。こうして見ると、開放絞りのボケ味もそこまでクセのあるものではない上に、明暗差の激しい被写体における解像度もなかなかのもの。これからの撮影に欠かせない一本になりそうです。

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Canon EOS 7D /  絞り優先AE f/2.8 ISO1600 +1/3EV WBオート ストロボ

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Canon EOS 7D / 絞り優先AE f/9.0 ISO100 -1EV WBオート

2012年7月1日日曜日

パンケーキレンズを注文しました

先日このブログでも取り上げたキヤノン初のパンケーキレンズ「EF40mm F2.8STM」を物欲に負けてうっかり注文してしまいました。レンズレンタルでキヤノンの「Lレンズ」を使ってからというものの、すっかりカメラレンズの魅力に取り憑かれてしまった私ですが、どうやら症状が深刻化してきたようです。

というのも、先月「EF70-200mm F4L IS USM」を借りた直後から貯金やアルバイトに精を出し始め、9月を目標にその上位レンズである「EF70-200mm F2.8L IS II USM」(お値段約20万円)を購入することを密かに計画していたりします。余談ですが、今回のパンケーキレンズをすんなり購入できたのも、実は徐々に懐が暖かくなり始めたタイミングだからできたことだったわけで・・。

それにしても、デジタル一眼レフの登場で一気に身近になった「カメラ趣味」ですが、交換レンズ群に投資を始めたら最後、もの凄くお金のかかる趣味になってしまうのは相変わらずで、ことに特定ジャンルの被写体にはまると恐ろしい出費が待っています。これは被写体をより大きく写すために必要で、単位が大きくなればなるほど高額になる「レンズの焦点距離」(下記の参考資料を参照)に依存する問題で、その中でも「野鳥撮影」だけは、シロウトは絶対に手を出してはならない。と言えるレベルです。

私も時々、野鳥撮影をしている人のブログなどもちらほら見かけるのですが

どういう職業してたらそんなすげえ機材が買えるんだよ。
 と、思わずツッコミを入れたくなるレベルです。


<参考資料 - 「当ブログ調べ 被写体別に必要な焦点距離」>
・ 風景写真系 17mm程度の超広角から100mm程度の望遠レンズ
・ 人物スナップ系 28mm程度の広角から200mm程度の望遠レンズ
・ 陸上の乗り物系 100mm程度の望遠から300mm程度の超望遠レンズ
・ 飛行機写真系 200mmから300mm程度の超望遠レンズ
(特に、戦闘機を撮る場合は400mmクラスのレンズが「標準」とされる)
・ 特殊撮影系 魚眼レンズやマクロレンズなどお好みに応じて

・ 野鳥撮影 600mmの超望遠レンズが「標準装備」と言われる世界 ←ここ重要

ちなみに、キヤノンの600mm純正レンズのお値段はというと定価137万円だそうで、このレンズを付けたカメラのお姿はこんな感じ。私の散財などかわいいものですね・・きっと。

Canon 600mm
画像引用元(2012.7.1閲覧):http://www.flickr.com/photos/erhudave/208226628/
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