2012年7月21日土曜日

「ご神体にロッククライミング」は駄目だけど…。

先日16日、白浜からの帰り道に「少し観光をしていこう」ということになり、同じく和歌山県内の「熊野那智大社」に寄り道をしたのですが、どうやら私たちがここを訪れる前日、近隣の「那智の滝」でちょっとした騒ぎが起こっていたようです。まさしくタイムリーな話題ということで少し取り上げてみたいと思います。

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那智の滝でロッククライミング 宮司激怒
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20120716-984191.html
和歌山県那智勝浦町の世界遺産「那智の滝」でロッククライミングをしたとして、県警新宮署は15日、軽犯罪法違反(禁止区域への立ち入り)の疑いで、世界的なアルパインクライマー佐藤裕介容疑者(32)ら3人を現行犯逮捕した。県警はその後3人を釈放。今後は任意で事情聴取を続け、容疑が固まれば書類送検する方針。同署によると「立ち入り禁止は分かっていたが、日本一の滝に登りたかった」と容疑を認めている。
同じく世界遺産の熊野那智大社の職員が発見し、交番に通報した。同大社は、那智の滝をご神体として敷地への立ち入りを禁止しており、朝日芳英宮司(78)は「2700年の歴史上、こんなことは初めて。ご神体として祭られているところに入るなんて、絶対に許せない」と話した。
3人は登山仲間。15日午前8時半ごろ、滝つぼ近くにある「立ち入り禁止」の札がかかった柵を乗り越え、岩の隙間に入れる“カム”と呼ばれる道具を使いながら、滝の約3分の2の高さ約100メートルまで登った。岩などに傷はついていないという。
佐藤容疑者は岸壁や氷壁を登り切ることを目標とするアルパインクライミングの分野で日本を代表するクライマー。09年には、世界の最も優れたクライミングに贈られる「ピオレ・ドール(金のピッケル)」賞を日本人で初受賞した。


さすがに、「ご神体」にロッククライミングするのは誰でも駄目なことだと分かりますが、カメラを趣味にする者としては「神社仏閣での撮影が御法度になる場合はどんなシチュエーションか」ということはいつも気になるところです。私の場合はというと、出来る限り事前に公式サイトなどで確認することにしていますが、こういう場所に限って、景観重視で撮影禁止の看板が見にくかったりすることも多いわけで・・。

ほかにも、事前に撮影禁止かどうか判断する方法として、Google画像検索などを使って、その場所を検索してみるという方法や(似たような構図の記念写真などが検索結果にたくさん出るようなら、まず撮影禁止ではないだろうと予測できる)直接電話で問い合わせる方法などがありますが、さすがにそこまでしていられないというのが実情です。

やっぱりここは、「現場の空気を読め」というのが一番の判断材料になってしまうのでしょうか?


っと・・もちろん、本来記事にしたいのはこのニュースではなくて、今回撮影してきた「熊野那智大社」の写真ですので、そろそろ本題に行くとしましょう。

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