2012年7月24日火曜日

キヤノン初のミラーレス一眼「EOS M」がお披露目

主要カメラメーカーの中で唯一ミラーレス一眼の製品を扱っていなかったキヤノンが、ついに「EOS M」を7月23日に発表し、9月から販売を開始するそうです。

K0000401899
画像引用元(2012.7.20閲覧):http://kakaku.com/item/K0000401899/
【速報】 キヤノン ミラーレスEOS 「EOS M」を発表
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1207/23/news059.html
キヤノンは7月23日、新開発の「EF-M」マウントを採用したミラーレスデジタルカメラ「EOS M」を9月中旬より販売開始すると発表した。ボディのみ、パンケーキレンズ「EF-M22mm F2 STM」とのレンズキット、標準ズームレンズ「EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM」とのレンズキット、上記2本にEFマウントアダプター「EF-EOS M」、ストロボ「スピードライト90EX」をセットしたダブルレンズキットが用意される。
・詳細記事:「軽快さ」をプラスした“小さなEOS”――ミラーレスEOS「EOS M」登場
EOS MはEOS Kiss X6iと同サイズのAPS-Cサイズセンサーを搭載するほか、EOSシリーズ用アクセサリーをアクセサリーシューに装着でき、また、マウントアダプターを介してEFレンズを利用可能と、“EOSシステム”との互換性を保ちながらミラーレス構造を採用することで、ボディの大幅な小型軽量化を実現している。



記事によれば「EOS M」は既に発売されている「EOS Kiss」シリーズと同等のエントリーモデルという扱いのようですが、このカメラの一番の特徴はなんといっても、一眼レフ用のレンズ群「EFレンズ」やスピードライトなどのアクセサリーがほぼそのまま使用できる点にあります。もちろん、一眼レフ用のアクセサリー流用はその他のメーカーが発売しているミラーレス一眼でも出来ることですが、この新製品発表を見る限り、転用できるアクセサリー数の多さは間違いなくトップクラスではないでしょうか。

事実、キヤノンはこの「EOS M」を初めてのカメラとしてだけでなく、デジタル一眼をすでに持っているユーザーのサブカメラとして売り込むという戦略を持っているようですし、今後使えるようになるアクセサリーはますます増えそうな予感です。

「EOS M」の製品発表会では、すべてのEFレンズが使用できることをアピールする目的で、さまざまなレンズを装着した「EOS M」の姿が展示されたようで、その中には一眼レフカメラに付けている人ですら滅多に見かけない「EF800mm F5.6L IS」を装着したシュールな姿もあったそうです。

以前このブログでも「iPhoneに一眼レフのレンズを付けられるようにするアダプター」を取り上げた際、そのギャップをネタにしたことがありましたが、まさか「純正品」のカメラで、そんな面白い姿を見かけることができるようになるとは・・(笑)発売が今から楽しみです。

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